kame's engineer note

技術関連のメモをブログに記録していく

rbenvをシステムワイドに導入する

僕が管理しているVPS(Linux)はrbenvでrubyのバージョン管理を行っている。 しかし、現状では一般ユーザーにrbenvを入れてしまっているため、他のユーザーを追加した際に各ユーザーごとにrbenvを導入する必要がる状態である。 そこで、system wideにrbenvを導入し、それを全ユーザーで共有するようにする。

rbenvのインストール

/usr/localにgitのリポジトリからrbenvをインストールする。

cd /usr/local
git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git rbenv
git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git rbenv/plugins/ruby-build

PATHの設定

毎回ユーザーごとにPATHの設定をするのは面倒なので、/etc/profile.dにrbenv.shを作成し、rbenvを使うユーザーごとに自動でロードするようにする。

export RBENV_ROOT="/usr/local/rbenv"
export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"
eval "$(rbenv init --no-rehash -)"

メインのユーザーに限っては個別でrbenvを入れていたので、 そのユーザーだけrbenv.shを読み込まないようにする。

if [ ! $USER = "hogehoge" ]; then
     export RBENV_ROOT="/usr/local/rbenv"
     export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"
     eval "$(rbenv init --no-rehash -)"
     fi

最後にスクリプトを実行する。

source /etc/profile.d/rbenv.sh

rubyをインストール

rbenvでrubyを入れる(rootで実行する) とりあえずbundlerを入れておく

rbenv install 2.2.0
gem install bundler

以上でsystem wideにrbenvの導入完了。